ニューキノロン剤の使用上の注意・相互作用 <禁忌> |
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商 品 名 分 類 |
成分名 |
代表的商品名 |
理由・対応 |
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全品 |
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 〃 及びレボフロキサシンに対し過敏症の既往歴のある患者 タリビット 〃 及びオフロキサシンに対し過敏症の既往歴のある患者 クラビット |
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ロメバクト, バレオン フルマーク バクシダール |
次の薬剤を投与中の患者 フェンブエン, フルルビプロフェンアキセチル, フルルビプロフェン |
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シプロキサン |
ケトプロフェンを投与中の患者 |
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スパラ |
QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等) |
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[心室性不整脈を起こすおそれがある] |
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次の薬剤を投与中の患者 ジソピラミド, アミオダロン, テルフェナジン |
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<妊婦・授乳婦・小児への投与> |
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全品 ガチフロ, クラビット, メガロシン, スパラ, バレオン, ロメバクト, トスキサシン, オゼッ クス, シプロキサン, フルマーク, タリビッ ト, バクシダール |
妊婦・(妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので) 妊婦又は妊娠 している可能性のある婦人には投与しないこと |
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授乳・授乳中の婦人に投与することは避けることが望ましいが、やむを得ず 投与する場合は授乳を避けさせること。 ガチフロ・メガロシン。シプロキサン・バクシダール ・母乳中に移行することが報告されているので、授乳中の婦人には本剤 投与中には授乳を避けること。 クラビット・バレオン・ロメバクト・タリビット ・母乳中に移行することが報告されているので、授乳中の婦人には投与 する場合には授乳を中止させること。 トスキサシン・オゼックス・フルマーク |
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バクシダール除く全品 |
小児・小児等に対する安全性は確立していないので投与しないこと。 |
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バクシダール |
1)5才未満の幼児には錠剤が服用可能なことを確認して, 慎重に投与すること 2)乳児等への安全性は確立されていないので, 乳児等には投与しないこと 小児用バクシダール |
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クラビット シプロキサン |
ただし, 妊婦または妊娠している可能性のある婦人および小児に対しては 炭疽等の重篤な患者に限り, 治療上の有益性を考慮して投与すること。 |
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スパラ |
ただし, 妊婦または妊娠している可能性のある婦人および小児に対しては炭疽, ブルセラ症, コレラ, ペスト, 野兎病, Q熱に限り, 治療上の有益性を考慮して投与すること。 |
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トスキサシン オゼックス |
ただし, 妊婦または妊娠している可能性のある婦人および小児に対しては炭疽, コレラに限り, 治療上の有益性を考慮して投与すること。 |
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バクシダール |
ただし, 妊婦または妊娠している可能性のある婦人に対しては, 炭疽, 野兎病に限り, 治療上の有益性を考慮して投与すること。 |
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<慎重投与> |
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全品 ガチフロ, クラビット, メガロシン, スパラ バレオン, ロメバクト, トスキサシン, オゼッ クス, シプロキサン, フルマーク, タリビッ ト, バクシダール |
1)高度の腎障害のある患者 [血中濃度が持続するので、投与量を減量または投与間隔をあけて使用 すること。] ガチロン・メガロシン・バレオン・ロメバクト シプロキサン・フルマーク・バクシダール [高い血中濃度の持続が認められている] クラビット・オゼックス・トスキサシン・タリビット [血中濃度が上昇するおそれがある] スパラ 2)てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者 [痙攣を起こすことがある] 3)高齢者 主として腎臓から排泄されるが、腎機能が低下していることが 多いため血中濃度が持続するおそれがあるので、減量又は投与 間隔を延長するなど慎重に投与すること。 ・半減期が延長し高い血中濃度が持続することがある。低用量から 投与を開始するなど慎重に投与 メガロシン・スパラ |
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クラビット タリビット ロメバクト, バレオン |
4)キノロン系抗菌剤に対し過敏症の既往暦のある患者 類似化合物(キノロン系抗菌剤)に対し過敏症の既往暦のある患者 ロメバクト, バレオン |
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ガチフロ |
5)不整脈のある患者[心室性頻拍(Torsades de pointesを含む), QTc 延長 が発現したとの報告がある。] |
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スパラ |
6)心疾患(不整脈,虚血性心疾患等),低カリウム血症,低マグネシウム血症の ある患者,抗不整脈剤を投与中などでQT延長を起こすおそれのある患者 |
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シプロキサン |
7)本人又は両親, 兄弟に気管支喘息, 発疹, 蕁麻疹等のアレルギー症状を 起こしやすい体質を有する患者 |
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シプロキサン |
8)重症筋無力症患者[症状を悪化させることがある。] |
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フルマーク |
9)透析患者 [透析により除去されにくい] |
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<重要な基本的事項> |
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スパラ バレオン ロメバクト |
光線過敏症 (まれに水疱を伴うことがある), 全身発疹等の皮膚症状が現 れることがあるので, 投与に当たっては, 事前に患者に対し次の点について 指導する 1)日光暴露をできるだけ避ける 2)発疹等が現れた場合には, 中止する。また, このような症状が現れた場合 には, 中止し, 適切な処置を行う |
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タリビット |
1)ハンセン病への使用に当たっては, 「ハンセン病診断
・ 治療方針」 (厚生省 ・ 藤楓協会発行)を参考に治療を行うことが望ましい。 2)ハンセン病の治療に当たっては, 本剤による治療についての科学的デー タの蓄積が少ないことを含め, 患者に十分な説明を行い, インフォームド ・ コンセントを得ること。 |
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<相互作用> |
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併用禁忌 A)痙攣をおこすことがある。 |
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バレオン ロメバクト フルマーク バクシダール |
フェンブフェン |
ナパノール(ワイスレダリー) アンフェット(エスエス) エフエム(同仁), メザート(日本ヘキサル), リリジン(東和) |
痙攣を起 こすこと がある |
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フルルビプロフェンア キセチル |
[注射] ロピオン(科研), リップフェン(吉富) |
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ニューキノロン系抗菌剤によるGABA 受イド容体結合阻害作用が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されると考えられている |
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フルルビプロフェン |
フロベン(科研), ラポール(住友) アップノン(イセイ), [外用] アドフィード(科研), ヤクバン(科研), ステイバン (三菱ウェルファーマ), ゼポラス(三笠),フルルバン(大協) |
類似化合物 (フルルビプロフェンアキ セチル)との併用で 痙攣を起こすと の報告がある |
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シプロキサン |
ケトプロフェン |
オルヂス ・ オルヂスSR(北陸), カピステン(キッセイ), メナミン ・ メナミン SR(中外), ケトブンKP(イセイ) [注射] メナミン, カピステン, メジェイト(宇治) |
痙攣を起 こすこと がある |
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ジプロキサン |
ケトプロフェン |
[外用]メナミン, エパテック(ゼリア), レイナロン(シオノ), セクター(久光), モーラス(久光), ミルタックス(第一) ケトタックス(リンテック), ケトラニール (三友), サイトステップ(日本化薬), ニックールK(日医工), ハッペンK(佐藤), リフェロン(沢井) |
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併用禁忌 B) QT延長, 心室性不整脈を起こすことがある。 |
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スパラ |
ジソピラミド |
リスモダン |
これらの薬剤でQT延長, 心室性不整脈を起こすこと があり, 併用によりQT延 長作用が相加的に増強する。 |
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アミオダロン |
アンカロン |
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テルフェナジン |
トリルダン |
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併用注意 a) 痙攣を起こすおそれがある。 |
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全品 ガチフロ, クラビット, メガロシン, スパラ, バレオン, ロメバクト, トスキサシン, オゼックス, シプロキサン, フルマーク, タリビット バクシダール バレオン, ロメバクト, シプロキサン, フルマーク, バクシダールは 一部禁忌あり |
フ エ ニ ル 酢 酸 系 |
非 ス テ ロ イ ド 性 消 炎 鎮 剤 |
フェンブフェン |
バレオン,ロメバクト、フルマーク、バクシダールは禁忌 併用禁忌 参照 |
痙攣を 起こす おそれが ある。 抗痙れん 剤の 使用等適 切な処置 を行い, 中止する |
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ジクロフェナク |
ボルタレン(ノバルティス) |
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アンフェナク |
フェナゾックス(明治) |
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アクタリット |
オークル(日本新薬), モーバー(三菱ウェルファーマ) |
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プ ロ ピオン酸 系 |
フルルビプロフェン |
バレオン,ロメバクト、フルマーク、バクシダールは禁忌 併用禁忌 参照 |
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フルルビプロフェンア キセチル |
バレオン,ロメバクト、フルマーク、バクシダールは禁忌 併用禁忌 参照 |
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ケトプロフェン |
シプロキサンは禁忌, 併用禁忌 参照 |
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ロキソプロフェン |
ロキソニン(三共) |
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プラノプロフェン等 |
ニフラン(三菱ウェルファーマ) |
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ザルトプロフェン |
ソレトン(ケミファ), ペオン80(ゼリア) |
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イブプロフェン |
ブルフェン(科研) |
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アルミノプロフェン |
ミナルフェン(UCB) |
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フェノプロフェン |
フェノプロン(山之内) |
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チアプロフェン |
スルガム(アベンティス) |
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ナプロキセン |
ナイキサン(田辺) |
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オキサプロジン |
アルボ(大正) |
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併用注意 b) テオフィリンの作用が増強するので, これらの薬剤を減量するなど慎重に投与する。 |
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バクシダール フルマーク シプロキサン オゼックス トスキサシン |
テオフィリン |
テオドール(日研) ユニフィル(大塚) テオロング(エーザイ) スロービット(アベンティス) フレムフィリン(大正薬品) テルバンスDS2%(エルメット) テオドリップ(日研) |
テオフィリンの中毒症状 (消化器障害, 頭痛, 不整脈, 痙れん等) テオフィリンの肝での 代謝を抑制し, 血中濃 度が, 上昇する。 危険因子 高齢者, 肝障害患者 高度の腎障害患者 |
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アミノフィリン |
ネオフィリン(エーザイ) アミノフィリン(三晃) |
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オゼックス トスキサシン |
コリンテオフィリン |
テオコリン(エーザイ) |
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併用注意 c) 本剤の効果が減弱するおそれがある。本剤を服用後、2時間以上間隔をあけて, これらの薬剤を服用 |
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ガチフロ, クラビット, スパラ, バレオン, ロメバクト, トスキサシン, オゼックス, シプロキサン, フルマーク, タリビット, バクシダール メガロシンを除く全品 |
アルミニウムまたは マグネシウム含有の 制酸剤 ケイ酸アルミニウム 水酸化アルミニウムゲル 水酸化マグネシウム スクラルファート |
マーロックス (山之内・アベンティス) アスコンプ(ケミファ) キャベジンU(興和) ピーマーゲン散(昭和) アランタSP(キャセイ) アルサルミン(中外) コランチル(シオノギ) イサロン(グレラン) つくしAM散(富山) マリジンM(住友) SM散(三共) ミルマグ(高田-阪急) |
金属イオンとキレート を形成し, 本剤の吸収 が阻害される。 同時、1時間後服用で 平均血漿中濃度曲線下 面積低下 <対策> 1.金属イオンを含まない 胃薬を処方 代替品 ガスロンN(日本新薬) セルベックス(エーザイ) ノイエル(第一) ゲファニール(住友) ソロン(大正) プロミド゙(科研)ほか 2.影響を受けにくい ニューキノロン剤に変更 3.ニューキノロン投与の 2時間前に胃薬を 飲ませる又、市販の 胃薬を購入している こともあるのでその点 での確認も必要 |
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ガチフロ, クラビット, スパラ, トスキサシン, オゼックス, シプロキ サン, フルマーク, タ リビット, バクシダール ロメバクト, バレオン, メガロシンを除く全品 |
硫酸鉄 |
テツクールS(帝臓, 住友) フェーマス(イワキ) スローフィー(ノバルティス) フェロ・グラデュメット(大日本) |
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鉄剤 |
フェロミア(エーザイ) フェルム(三菱ウェルファーマ) インクレミンシロップ(ワイスレタリー) |
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トスキサシン, オゼックス, シプロキサン, バクシダール |
カルシウム含有製剤 乳酸カルシウム グルコン酸カルシウム など |
乳酸カルシウム グリセロリン酸Ca(イワキ) カルチコール(大日本) アスパラCA(田辺) |
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併用注意 d) ワルファリンの作用を増強し, プロトロンビン時間の延長が認められたとの報告がある。 |
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クラビット シプロキサン タリビット バクシダール |
ワルファリン |
ワーファリン (エーザイ) |
ワルファリンの肝での代謝 を抑制する, またはタンパ ク結合部位での置換により 遊離ワルファリンが増加す ると考えられている |
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併用注意 e) 相互に副作用(腎障害等)が増強されるおそれがあるので, 頻回に腎機能検査(クレア チニン, BUN等)を行うなど患者の状態を十分に観察する。 |
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シプロキサン バクシダール |
シクロスポリン |
サンディミュン (ノバルティス) ネオーラル (ノバルティス) |
発現機序の詳細は不明であ るが,相互に肝での代謝を抑 制し,一方又は両方の血中濃 度が上昇するためと考えられ ている。肝障害のある患者, 高齢者では特に注意する |
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併用注意 f) 血糖値異常(低血糖, 高血糖)があらわれるとの報告がある (海外の報告)。 |
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ガチフロ シプロキサン |
グリペンクラミド |
オイグルコン(山之内) ダオニール(アベンティス) グリペンクラミド (エルメット) パミルコン(日本化薬) など |
グリペンクラミトとの薬物 動態学的な相互作用ではな く, 機序は明らかでない。 ジプロキサン・・・グリペンクラ ミドの肝での代謝を阻害する との報告もある。 |
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併用注意 g) ジゴキシンの血中濃度を上昇させ, その作用を増強させることがある。 |
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ガチフロ |
ジゴキシン |
ジゴシン(中外) ジゴキシン(山之内) ジゴキシンサンド (ノバルティス) |
腸内細菌叢への影響によ り、ジゴキシンの代謝が抑 制されると考えらてい る。 |
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併用注意 h) 本剤の消失相における半減期を延長させ, 腎クリアランスを低下させる。 |
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ガチフロ |
プロベネシド |
ベネシット(科研) |
プロベネシドは腎臓の尿細 管分泌を阻害するため、本 剤の排泄が抑制されると考 えられている。 |
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併用注意 i) メトトレキサートの血中濃度が上昇し, 作用が増強されるおそれがある。併用する場合 には患者の状態を十分に観察する。 |
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シプロキサン |
メトトレキサート |
リウマトレックス (ワイスレダリー) メソトレキセート (ワイスレダリー) |
発現機序の詳細は不明であ るが, メトトレキサートの 腎尿細管からの排泄が阻害 されるためと考えられてい る。 |
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併用注意 j) QT延長, 心室性不整脈を起こすおそれがあるので, 減量するなど注意する。 |
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スパラ |
QT延長を起こすこと が知られている薬剤 (ただし、ジソピラミド 等は併用禁忌) クラスT抗不整脈剤 ピルメノール等 クラスV抗不整脈剤 ソタロール等 プロブコール等 |
ピメノール(大日本) サンリズム(第一) ソタコール(ブリストル) ベプリコール(三共) シンレスタールS (第一) ロレルコ(大塚) |
併用によりQT延長作用が 相加的に増強する。 |
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併用注意 k) 空腹時にカルシウムを多量に含有する飲料と同時に服用すると, 本剤の吸収が低下し, 効果が減弱されるおそれがある。 |
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シプロキサン |
カルシウムを多量に含 有する飲料 |
牛乳など |
多価金属イオンと難溶性の キレートを形成し, 本剤の 消化管からの吸収を減少さ せ, 血中濃度を低下させる ためと考えられている。 |
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